センターポイント ホテル シーロム Centre Point Hotel Silom
私とPちゃんのダブル母親と一緒に、タイ・バンコクのBTSサパーンタクシン駅から徒歩5分の4つ星ホテル2泊(10/3~5)の宿泊体験です。同じ建物の下層階に「ロビンソンデパート1」が入っていて、スーパーやフードコートもあり便利なホテルです。
住所:1522/2 Soi Kaysorn 1 (Charoenkrung 50) Charoengkrung Road, Bangrak, Bangkok 10500
センターポイント ホテル シーロムは2024年6月1日から12月15日改装工事を行い、騒音が予想されます。プールは使えませんが、センターポイントが運営するマンダリンホテルのプールを利用することができます。
スワンナプーム空港からセンターポイント ホテル シーロムまで
バンコクはとにかく道路が渋滞します。車で15分ほどの距離が1時間かかってしまうなんてこともしばしば。通勤時間と雨の日が特にひどく、渋滞にハマるとまったく動かなくなりトイレにも行けません。もう地獄です。そこで便利なのが電車!タイでは3つの鉄道が走っています。時刻表はなく10分~15分間隔で電車がきます。日本に時刻表があることが本当に素晴らしいです。
- エアポート・レール・リンク(Airport Rail Link:ARL)
- バンコク・スカイトレイン(Bangkok Mass Transit System:BTS)
- 地下鉄(Mass Rapid Transit:MRT)
スワンナプーム空港からは地下1Fにエアポート・レール・リンク(Airport Rail Link:ARL)が通っていますので私たちは終点のパヤタイ駅まで行き、そこからタクシーを使うことにしました。パヤータイ駅からホテルへの乗り換え電車もありましたが、大きいスーツケースを持っての乗り換えは大変なのでやめました。空港からパヤタイ駅までは30分。賃金は1人45B(200円)です。スカレーターもしくはエレベーターを使って地下1階に移動します。
エアポート・レール・リンク(Airport Rail Link:ARL)
自動券売機は、硬貨及び、20バーツ、50バーツ、100バーツ、500バーツの紙幣のみの利用が可能です。1000バーツなど大きな札しかない場合は、有人の窓口で乗車コインを購入します。自動券売機で乗車コインを買うのが不安な方は、有人の窓口で行先(例パヤタイ)と購入枚数(例4person)と伝えれば、乗車コインがもらえます。改札ゲートに乗車コインをかざして通ります。スーツケースと一緒にすばやく通りましょう。結構早くゲートが閉まります!母には事前に伝えていたのでハプニングなくスムーズに通過できました。
改札を出るときは、ゲートの投入口に乗車コインを入れて通ります。パヤタイ駅の改札をでると左手にエレベーターがありますので地上に降ります。
地上に降りると『ホテル トランズ』が目の前にあるのでそこでトイレを借りることができました。ホテルのドアマンに勇気をもって『Where is the restroom?』と聞きます。宿泊者でなくても快くトイレの場所を教えてもらえました。タイの駅はトイレがないので、駅近くのホテルやデパートを見つけてトイレを利用します。
Grabタクシー
『ホテル トランズ』の入口は脇道になっているので、タクシーの乗車がしやすいです。このホテルからGrab2でタクシーを呼びました。スーツケースなどの荷物が多い場合は、車種を『Grab SUV3』にするのが良いです。10分ほどで来てくれました。ちょうど帰宅ラッシュの時間でしたので、渋滞しており5.5kmほどの宿泊ホテルまでは1時間かかりました。タクシー代は453B(2,040円)でした。
センターポイント ホテル シーロムのフロント
でかい看板です。
デポジット4は連泊しても1部屋1,000THB(4,600円)でした。
ロビー
広くはありませんが綺麗でゆったり座れるソファー席があり、清潔感があります。
ウェルカムドリンクはセルフサービスで、うっすいジャスミンティ。オレオみたいなクッキーが2種類。ホットドリンクはラテ/フラットホワイト/カプチーノ/モカ/チョコレート/ダブルチョコレート/アメリカーノ/ブラックコーヒー/エスプレッソの充実ぶり!でもホットドリンクは17:00でCLOSEします。
連絡通路
ホテルから「ロビンソンデパート」直通の専用ドアがありました。ルームカードキーをかざして出入りができます。
エレベーター
エレベーターは2基あります。綺麗です。
エレベーターの中はボロボロで笑いました。改装中なので仕方ないですね。エレベーターの階数ボタンを押すための操作が慣れるまで難しかったです。ルームカードキーの裏表と差し込む方向が決まっていて、さらにルームカードキーを差し込んだまま部屋階数ボタンを押さないと階数ボタンが点灯しない仕組み。他の宿泊者の方もこの仕組みに手こずっていました。日本のホテルはルームカードキーをリーダーにかざすだけで、階数ボタンが押せます。自動で階数ボタンが点灯するホテルもあります。このホテルはルームカードキーを差し込んだまま階数ボタンを押すようにしないとずっと階数ボタンが点灯しないので、気を付けてください。外人の方が困っているところを何度か手助けしました。『thank you』いただきましたw
エレベーターから部屋までの廊下は無駄に広いです。贅沢すぎる。
部屋の様子
Agodaで予約しました。
デラックスルーム シングルベッド2台 45㎡
シャワーと浴槽(別々)朝食付き
1泊15,500円
※洗濯乾燥機付きの20階部屋でしたが無い部屋もあるようなので、ご予約時に洗濯乾燥機付きの部屋希望と出すと良いかと思います。
部屋に前に立つと、鍵が開いており扉が半開きでした。タイクオリティですかね。鍵を開ける手間が省けたと思うことにします。気を取り直して中に入ります。綺麗です!隣の部屋が改装工事中でしたので、この部屋は改装後かもしれません。広いキッチン/大きい冷蔵庫/電子レンジ/ポット/洗濯乾燥機もある!母のテンションがあがっておりました。冷蔵庫の中に無料のお水2本と冷蔵庫の上にも2本置いてありました。2日目も置いてくれました。
調理器具も揃っていました。
使い方がわかりませんが、消火器もありました。
そのまま奥に進むと・・・!ダブルベッドとシングルベッド??いやこれはエキストラベッドでしょwこんなに広い部屋なのにエキストラベッドですか。しかも病院のベッド並みにマットが固いです。
半年も前から予約していた部屋ですが、ダブルベッドの部屋しか空いていなかったのかもしれません。そのためエキストラベッドになったと予想。2泊したので母と交代で寝ました。シーツと枕がやや湿ってるなーと思っていましたが、2日目のベッドメイク後も湿っていました。湿りがデフォルトのようです。
テーブルは広く使いやすかったです。母が思う存分使っていました。
バルコニーも洗濯物が干せるぐらいの広さがあり、景色が良かったです。バンコクは都会ですね。
セキュリティボックスとクローゼット。クローゼットは狭めです。
浴槽/シャワー/トイレはブースで区切られていました。トイレはタイでは珍しいウォシュレット付きでした。タイは紙をトイレに流してはいけません。(つまりやすい)必ず手洗い下のごみ箱に捨てます。
残念だったのはシャワーの水圧が弱かったことです。そして水が黄色です。ホテルの水道管が古いせいでしょうか。でも洗面台の水圧は強かったです。タオルはフェイスタオル/スポーツタオル/バスタオルが1セットずつありました。
部屋の空調がストレスでした。温度を下げると寒すぎて上げると暑くなります。ここまで綺麗でいい感じでしたが、部屋のスリッパがぺらっぺらのスリッパでした。それでもスリッパは重要!あるだけ有難いです。このスリッパがのちにハプニングに繋がります。
洗濯乾燥機は説明書が見つからず直感で使ってみました。良い感じで動いて乾燥は2時間半やりましたが乾きませんでした。ベランダに干したら乾きました。Pちゃん親子の部屋の洗濯乾燥機は乾かすと衣類がシワシワになり臭くなったそうです。物干し台も無かったそうです。洗剤は1日目は置いてありましたが、2日目はありませんでした。同じ部屋のタイプなのに物があったり無かったり、これがタイですね。
ハプニング発生!スリッパが消える
2日目。観光を終えて夕方部屋に戻ると、Pちゃん親子の部屋から室内用のスリッパが消えていました。清掃員に持って行かれた?処分された?新しいスリッパはありません。連泊するのにスリッパ持っていかないでよ・・・。翌日にはチェックアウトなので新しくスリッパはもらわず、日本から持ってきた紙スリッパで過ごしたそうです。
ハプニング発生!ベッドメイク放置プレイ
私たち親子の部屋もスリッパ無かったら笑うねぇ~なんて呑気に部屋のドアを開けたら、清掃すらされておらず放置プレイでした。え?うちだけ掃除忘れるってことある?嘘でしょ。笑う~。いやっ。笑えない!電話で『please make up』と伝えて、しばらく待ちましたが来る気配がありません。母が外から帰って汗だくだったため待ちきれずシャワーに入っていると、ドアチャイムが鳴りました。女性スタッフならそのまま入れて掃除をしてもらおうと思いましたが、こんな時に限って若いボーイ2人がニコニコしながらで『お待たせ~』の顔してるwだめでしょ。さすがにいま彼らを部屋に入れちゃ!ってことで翻訳ソフトを使って、『母がシャワー中なので今は困るの。make upボタン押すからまた来てよ』と伝えると、ボーイたちは笑いながら『OK I’ll be back(またくるね~)』と答えて帰っていきました。
私たちの部屋もスリッパが持って行かれてしまう説があったので、クローゼットの中にスリッパを隠してから外出しました。しばらくして部屋に戻ると・・・掃除は終わっていましたが、新しいスリッパは用意されていませんでした。どうやらこのホテルは連泊でもスリッパを捨てるルールのようです。
アメニティ
4つ星ホテルですが、アメニティの種類は日本のビジネスホテル並みでした。日本のホテルサービスがいかに素晴らしいか実感しました。
- 歯ブラシ(毛先が柔らかすぎて磨いた気がしない)
- 綿棒(柔らかすぎて棒が折れる)
- シャワーキャップ(初日は無し。2人部屋なのに1つ)
- シャワージェル(2人部屋なのに1つ)
- シャンプー&コンディショナー(2人部屋なのに1つ)
- ボディローション(2人部屋なのに1つ)
- ハンドソープ
- スリッパ(ぺらぺら。翌日持って行かれる)
- ボディタオル無し
- スキンケアセット無し
- ブラシ無し
- パジャマ無し
ドライヤーの風量は強くて良かったです。
タイのドリンク
専用ラウンジ付きの部屋にしていないため、タイのコンビニ(セブンイレブン)で飲み物を調達しました。パッケージも味もほとんど変わらず美味しかったです。
朝食
朝食はL(Lobby)階でした。タイでは、日本の1階は「Gフロア」と呼ばれることが多く、M階とも呼ばれます。面白いですがややこしいです。入口で部屋番号を聞かれます。そのあとは好きな席に座れました。タイミングが良かったのか空いていて、とても居心地が良かったです。
ボックス席が人気でした。
クイッティアオ5のライブキッチンがありました。飲み過ぎた翌日に合う優しい味です。
オムレツのライブキッチンもあり、出来立てを提供してくれます。好みの具材も入れてもらえて美味しかったです。
コールドドリンクはオレンジ/グアバ/タイティー/ミルクがありました。ホットドリンクはコーヒー/カフェラテ/モカ/チョコレートがありました。タイカレーや日本食(納豆ごはん)もありました。みそ汁がありましたが、出汁が効いてない味噌だけを溶かした薄い味でした。
パンもあり、料理の種類が豊富でした。お皿はすぐに片づけてくれます。朝食会場の個室トイレは広くて快適でした。
ホテルの周辺
ロビンソンデパートの脇道には、屋台が並びます。ローカル雰囲気も楽しめます。コンビニもありますし、マッサージ屋も近く賑やかでした。
まとめ
広いキッチン/冷蔵庫/洗濯乾燥機があり、室内物干しも用意されていて連泊する方や長期滞在の方には良いホテルだと思います。しかし古いホテルのため、水が黄色くシャワーの水圧が低いところがマイナスでした。最寄駅のBTSサパーンタクシン駅から徒歩5分の絶好のロケーションにあり、チャオプラヤー川の景色も楽しめます。サトーン船着場も徒歩8分ほどで着くためアジアティーク/寺院/アイコンサイアムなど交通アクセスは抜群ですので、観光する目的であればこのホテルはお勧めです。
- タイのショッピングセンター。スピッツの名曲「ロビンソン」はタイの「ロビンソンデパート」からつけられたとか。[↩]
- Grab(グラブ)は、東南アジアで利用できるタクシー配車アプリです。一般ドライバーの車やタクシーを呼べ、空港から街までの移動にも利用できます。[↩]
- 荷物が多い旅行に適した広々としたSUV車両です。東南アジアで一般的に利用されている配車アプリ「Grab」のサービスの1つです。[↩]
- 預かり金のこと。ホテル利用中に起こったトラブルなどに対応するための保証金という役割もあり、チェックインの手続き時に、主に現金もしくはクレジットカードで支払うことになります。[↩]
- タイでポピュラーな麺料理で、お米から作られた平たい米麺を使用しています。ベトナムのフォーと同じお米の平麺ですが、国によって呼び名が異なります。[↩]